住宅ローンの金利は現在、底を打っていますから、誰もが
これから上昇すると予測しています。そしてアメリカが景気
回復し、年内には長期金利を上げるのは、ほぼ確実だと言わ
れています。そうなると、さらにドルが買われ円安傾向が
強まります。しかし、日銀は相変わらず金融緩和政策を持続
しています。この2つの極面で金利は乱高下しているのが実情
です。金利は景気・物価・為替の変動によって上がったり
下がったりします。そして、お金を借りたい人と貸したい人
の需要と供給のバランスでも決まります。今、住宅業界では
｢住宅不況｣といわれ受注が芳しくなく、その関係で住宅ローン
の融資量は伸びていません。そういう状態で金利を上げると
どうなりますか？ますます住宅が売れなくなりますね。アベノ
ミクスの目標である物価上昇率2％が達成されて景気が回復
すれば、金利は必ず上がります。そんな状況を踏まえて、どの
タイプのローンを選択するのかという質問ですが、人によって
選択肢は異なります。私の考えは長期固定の安心のフラットを
使って、かつ賢く利息を少なくする方法をお勧めします。