生命保険で死亡時に必要な
保障額はいくらあればいいですか?
(神奈川県・住宅営業)
それぞれの家庭の状況で必要額は異なり
ますが、一般的な計算式を例示します。
一家の大黒柱の夫に「万が一のとき」に必要な死亡保障額はどの
くらい用意しておけばいいのか?その答えは下記の計算式のよう
に万が一のときに必要なお金から公的な遺族年金を引いて、それ
に現在の貯蓄を引いたお金が用意すべき死亡保障額となります。
「遺族年金」とは、家族を養っている夫が亡くなったとき、残さ
れた家族に支給される年金のことです。亡くなった人が国民年金
に加入していた自営業者なら「遺族基礎年金」、構成年金に加入
していた会社員なら「遺族基礎年金」に加え、「遺族厚生年金」
を受け取ることができます。
ただ、「遺族基礎年金」は子どものいる妻が対象で、支給期間は
子どもが18歳になった年度末までです。
男性より長生きする可能性が高い女性は夫の死後、自分の生活を
どう営むか考えておくことが、老後の安心につながります。
遺族年金の受給額は夫の職業や収入、自分の働き方などによって
変わりますから、万が一のことを考えて、遺族年金についても
確認しておきましょう。