丸山私塾


著名人の言葉で住宅営業に
役立つ話はありますか?
教えてください。
(広島県・住宅営業

元プロ野球の名監督である
野村克也氏の「信は言葉なり」が
今の時代にはぴったりです。

 
10年前、野村氏の講演録をDVDで拝聴しました。彼の言葉を
引用すると「プロ野球の監督で名監督の条件とは選手に『信頼』
があるかないかである。信頼を得るには選手の前できちんと
正しい理に叶ったことが言えなければならない。そのためには
選手が聞いて感心し納得する言葉が必要だ。軽くて薄っぺらな
言葉を発したら、すぐに選手に見抜かれる。信頼を損なって
しまう。」そこで野村氏は、現役を引退し解説者となった時から
一味ちがう話を大衆に発する努力を怠りませんでした。将来、
監督に就任した時を想定して準備をしていたといいます。
ID野球はデータ重視の分析野球。勘とは正反対。だから作戦の
確率がアップする。野村氏はトークも面白いですが、本当は
分析に基づく的を射た解説ぶりが抜きん出ていました。

住宅営業も全く同じことが言えます。大切なことはお客さまと
初めて会ったときに、いかに信頼してもらえるか。その為には
どのような話ができるか。ノウハウをお伝えできるかです。
古い話ではありますが、このビデオを見て手前味噌ですが私の
営業信念に確信を持ちました。

①「初回で何を見せるか、何を語るか」
② お客さまにどうやって信頼していただくか
③「考える習慣」を身につけ、営業脳を活性化するか

以上の大切な3つのことは10年前と何も変わりません。
10年前は「心づくし提案」で差別化を、今は「FP提案」で差別化、
いや『信頼』を得る営業手法がベストだと確信しています。