丸山私塾


契約日が決定していたのに、突然
顧客が延期を突き付けてきました。
こんなケースはありましたか?
(広島県・住宅営業)

余程ののっぴきならない
事情以外はありませんでした。
僕の失敗談を教訓にしてください。

親派のAさんからBさんを紹介していただいたにも係わらず失注した
ケースです。Bさんとは初対面で意気投合し、商談もそっちのけで
酒盛りが始まりました。酔ったBさんは突然「君にすべて任せるよ。
手付金はいくら用意すればいいのか」と言われ、正直言って当惑し
ました。具体的折衝もしていない段階での手付金入金は気が引け、
紹介ルートだから競合もしないということについ安心してしまい
ました。そして、自分から「後日でいいですよ」と手付金の受け取り
を辞退しました。しかし2日後、Bさんは住宅会社に営業として入社
した甥と突然出会い、彼と契約の約束をしてしまいました。初めて
お会いして翌日に手付金を受領していたら…。後の祭りです。
この時、詰めの甘さを嫌という程実感し、商談にはハプニングは
つきもの。安心なんかできないと悟りました。
「契約を明日に延ばす理由は何一つない。」ということです。