丸山私塾


商談は順調に進みました。しかし
「決断できません」と断られました。
どう切り返したらいいですか?
(兵庫県・新人営業マン

顧客には「断る」原因が必ずあります。
断わりの4つのパターンを見極めて
次なる布石を打ちましょう。

顧客から「断り」が入っても落胆する必要はありません。冷静に
顧客の心情や心理を推測し、何が原因なのかを探り出し、本音を
つかむことが大切です。本音が取材できなければ核心に触れた
商談はできません。切り返しの対応もムリです。
断りには次の4つのパターンがあります。

①形式的な断わり……とりあえず営業マンからの
 クロージングから逃げるためのものです。

②虚構の断り……真実の問題点を隠したまま
 体のいい断り文句を口にします。

③断りに見せかけた質問……建てる意思があることを悟られ
 ないよう、質問したいことを断り文句で表現します。

④真実の断り……本当に「家を建てられない」ときの正直な
 断わりで顧客の本音を表しています。

断られてすぐあきらめていたのでは、成長しません。
断わりを恐れず、本音をつかむことに注力しましょう。