丸山私塾


展示場への来場者が減っています。飛び込み
営業で、門前払いを避けるにはどのような
切り口で入り込めばいいでしょうか。
(香川県・住宅営業

飛び込み営業は正直言って難しいです。
それでも私の住宅営業の原点は
「飛び込み営業」でした。

 
有効なのは「建て替え狙い」で老朽家屋の飛び込みです。飛び
込み営業で老朽家屋へアプローチするメリットは、外から見た
だけで、建て替えの必要があるか否かが判断できることです。
地図に老朽家屋を印し、事前に手づくりの「家づくり情報」と
「ひとり新聞」をポストインしておいて、その後に飛び込みを
します。ダメ元精神で継続できなければやらないほうがいいです。

しかし、成果に繋がる確信は薄いのであまり期待しない方がいい
と思います。私の考えでは空き時間に老朽家屋への飛び込みを
する程度の考えでいいと思います。1ヶ月に4回「飛び込みデー」
を決め、1回に3時間で20軒面談すると月間80軒面談ができ
ます。すると1人見込客が開拓できます。1年間継続してコツコツ
やれば1000軒の面談が可能です。このように種を蒔いておけば
飛び込み営業を実践することで1年で1棟は受注につながります。

これが現実です。その程度の成果であることを自覚しておいて
ください。飛び込み営業は老朽家屋にターゲットを絞って期待
せず、コツコツやることです。気分転換に飛び込むという発想
なら、メゲることもないでしょう。


 
      飛び込み営業で活用したエリアマップ